メキシコからこんにちは。薫です。
メキシコで大物犯罪者が逮捕されました。
それもメキシコ人ではなくルーマニア人です。どんな犯罪をしていたかというと、2014年から2019年半ばまでメキシコキンタナロー州にある、あの、有名なカンクン、プラヤ・デル・カルメン、トゥルム、コスメルなどの観光地域のATMで観光客を対象にキャッシュカードのスキミングを行っていました。
なーんと、その被害額、月に500万ドルを盗んでいたそうです。日本円にして今日のレートですと約5億5千万円です。
その方法は、ATMにスキミング装置を設置して情報を盗み、キャッシュカードを発行してネットショッピングで使用していたそうです。
ネットショッピングで使用していた国は、インドネシア、インド、バルバドス、パラグアイ、日本、台湾でした。
5年間にわたり毎月これだけの額が盗まれ、使用されていたのですね。日本はまだ電子マネー系は弱いイメージがあるので狙われやすいのかもしれませんね。
メキシコでは、観光地以外の都市でもこのカードのスキミングは頻繁に行われています。近年はATMだけではなく、ガソリンスタンドも多いですね。
ですので、できるのであればクレジットカードを作ってしまうのが一番です。できなければ、銀行口座を2つ開設して、キャッシュカードと紐付けされている口座には最低限のお金のみ入れておくことが大切です。
さらに細かい状況を知りたい方は、こちらの新聞記事をどうぞ(スペイン語のみ)
Lo que se sabe de la mafia rumana que opera hace años en México clonando tarjetas
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Photo by Eduardo Soareson Unsplash
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