メキシコからこんにちは
薫です。
5月6日までの新型コロナウイルス状況
5月6日までの累計陽性者は、27,634人です。24時間以内の新たな新型コロナウイルス陽性者は1,609人、死者は197人、回復者14,4752人(51.38%)となりました。
メキシコ州別患者数累計推移グラフ
現在の陽性患者数（累計者から回復者を引いたもの）
患者数の多い地域リスト（人数）
1.- イスタパラパ (メキシコシティ): 382
2.- グスタボ A. マデロ (メキシコシティ):247
3.- セントロ地区 (タバスコ州): 155
4.- メリダ市 (ユカタン州): 153
5.Nezahualcóyotl (カタカナにしづらいのでそのまま。メキシコ州): 148
累計患者数の多い地域（人数）
1.- イスタパラパ (メキシコシティ): 1419
2.- ティファナ市(バハ・カリフォルニア):1110
3.- グスタボ A. マデロ (メキシコシティ): 966
4.- メヒカリ市（バハ・カリフォルニア）:794
5.- クリアカン市 (シナロア州): 792
メキシコ国内累計死者数マップ
メキシコ母の日対策
メキシコの母の日は5月10日なのですが、当局はお祝いで集まるのを避けるよう要請し、都市によっては墓地、ケーキ屋など母の日関連の施設を閉鎖することを決定しています。
メキシコ人にとっては、母親は日本人からは想像が難しいほど重要な役割を果たしているので、この日をお祝いしないのは不可能に近いと思いますが、新型コロナが拡散しては元も子もありません。
メキシコピーク予想日
メキシコ連邦保健当局は、メキシコにおける新型コロナウイルス感染のピークを5月8日に修正しました。先日まで5月6日としていましたが、5月8日感染者数は最大数を迎えると予想変更しました。
感染傾向は、今のところ予想の74％に抑えられておりますが、死亡率が入院患者では19％、呼吸器装着患者では52％に上ることから、国民にはまだ気を抜かないように呼びかけています。
また「ソーシャルディスタンス」の終了は、6月25日を予定しているとのことです。
ヌエボレオン州の状況
前日比 新規感染者+59人、死亡者+3人、回復者+147人となってます。
ヌエボレオン州感染者増加の背景
前日比で新たな感染者が59人確定しました。このうち50人はグアダルーペ市にある老人ホームの施設内感染で陽性になったことが確認されています。47人はホームへの入居者、残り3人はそこの従業員ということです。
モンテレイ市、一部経済活動の再開日決定
ヌエボレオン州政府は、6月以前の経済活動再開に反対していますが、モンテレイ市は、5月12日より徐々に経済活動を再開していくことを発表しました。
はじめに再開するのは、公共営利工事、外食産業（主にレストラン）、その他一種の工業としています。
一番に力を入れたいのが、屋外での公共営利工事で、その次に、客数を通常の50％に削減した形での、ほぼ全部のレストランの営業再開としています。
この時期に一部再開する理由は、地域経済への打撃の大きさです。市民の健康を第一に考えている。としていますが、果たしてどうなるか。
サンペドロ市の経済活動再開プラン
モンテレイ市だけでなく、サンペドロ市もこの１ヶ月間新規感染者の抑制に成功し、現在治療中の患者が５人のみとなっていることから、近日中に徐々に経済活動を再開するとしています。
こちらも一度に全部再開するのではなく、市の計画は５段階に分かれています。
０段階目ー再開準備期間 監視が100％行き渡る公共工事、レストランは持ち帰り、配達のみでの営業、必要最低限の商業活動施設が入っているショッピングモール、公園・公共の場での人の往来の再開。
１段階目ー人数制限付き屋外での活動の再開、０段階の活動に加え営利工事、スポーツ、カルチャーアカデミーの再開、ジム、屋外マーケット、個人イベントの再開
２段階目ー中レベル程度の活動内容の再開。衛生マナーを厳密に守った上での屋内での商業活動の再開。活動内容は、人数制限付きで０段階、１段階のものと同じですが、ここにカルチャーショーが含まれます。
３段階目ー０段階、１段階での活動内容と同じだが、屋内、屋外での集団イベントでの制限人数を増やす。これに加え、バーや飲み屋も含む。
最終段階ー新しい衛生マナー遵守の元、全産業において、通常営業とする。
まずは、このプランが発表されましたが、実際の開始日や各段階への移行基準はまだ公には発表されていません。また情報が更新されましたらこちらでもお知らせいたします。
では、また！応援よろしくね。
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