ヌエボレオン州健康状態電話アンケート開始

メキシコからこんにちは。

薫です。

昨日のヌエボレオン州保健当局の会見で興味深いことを言っていました。

普段であれば、今はまだセマナサンタ（イースター）休暇中です。それもあってか、公共交通機関の乗車率が20％上昇しているそうです。

もしかすると、ヌエボレオン州でも感染が増えてくるかもしれませんね。

前日比から、24時間で新たな感染者が898人、死亡者が37人増加しました。

近日中では、1日での感染確定者の増加数は、一番多いのではないでしょうか？やはりセマナサンタで気が緩んだからでしょうか？

残念ながら、ティファナ、メキシコシティ、コアウイラ州では、すでに医療崩壊が始まりつつあります。新型コロナウイルス用の入院用病床数がほぼいっぱいだそうです。

また、新型コロナウイルスの特徴である急変が懸念されるので、電話によるアンケートが開始されます。（日本でもLINEでやってますね。）

固定電話にアンケートがかかってくるようです。ランダム形式で、名前を始め個人情報を入力するような必要はありませんのでご安心ください。

所要時間は、30秒から1分30秒です。

アンケートは録音形式で行われます。回答は、電話機のボタンを押して回答します。

１。あなた本人、または家族で咳、熱、だるさ、呼吸困難を感じている方はいますか？

回答は、はい。の場合１を、いいえの場合３を押してください。

２。あなたの呼吸状態はいかがですか？

回答は、苦しい場合は２を、普通の場合には３を押してください。

３。妊婦、または基礎疾患がある家族はいますか？

回答は、はい。の場合は２を、なしの場合には３を押してください。

４。何らかの医療保険をお持ちですか？

回答は、IMSSの場合は２を、ISSSTEの場合は３を、その他の場合は４を、保険に入っていない場合は５を押してください。

以上です。目的は病床の準備のためですので、もし電話がかかってきたら協力しましょう。

ヌエボレオン州は、新型コロナウイルス患者が溢れて既存の病院で医療崩壊が起こることを懸念して、Hospital Tierra y Libertad病院（サンニコラス市）を新型コロナウイルス患者専用で使用することで合意しました。

レントゲン、CT装置、各病床に呼吸器設置など新型コロナウイルス感染者で入院が必要な患者を包括的に看病する準備が整うとのことです。

現在のところ、105床ありキャパを150床まで広げられるとのことです。準備が整い次第、SEDENA(軍隊）に引き渡され、運営開始とのことです。

この病院は、メキシコで初めての新型コロナウイルス患者専用病院となる予定です。しかし、ニュースの感じでは、医療保険でもIMSSやISSSTEの方が対象のような気がします。（確認しきれませんでした）。と、いうのも、「全州民がサンペドロに住めるわけではない。」と言っていたので。

またこの病院には、付き添いの家族が隔離されて待てる待合室を設置するとのことです。

準備には、韓国の医療チームがアドバイスをしてくれたとのことです。経験がある方々が協力してくれるのはとてもありがたいですね。

また、昨日の会見では、公共交通機関の支払いの現金使用を来週から停止すると発表しました。外国人が公共交通機関を利用することはないでしょうが、理由は、お金を介してウイルスが拡散する可能性があるためということです。

メキシコはスキミングの危険もあるのでデビットカードをネット購入の時に使用することはお勧めできませんが、クレジットカードなら保証が付いているので、できるだけ使用したいですね。

もしくは、現金も全部殺菌するというのもありですね。うちは、現金をどうしても使わなくちゃいけない時は、家に入れる前に全て殺菌してます。ちょっと大げさな気もしますが、後日、「大げさすぎたね。」ってみんなで笑える方が、病気になるよりマシなので。

それにしても1日も収束するようにできる限り家にいましょうね。

では、また！応援よろしくね。
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