メキシコからこんにちは、薫です。
世界中から注目を浴びたメキシコ・イダルゴ州での爆発事件ですが、再び同州で爆発が起こりました。
メキシコ時間1月28日午後8時ごろ、イダルゴ州のサン・アグスティン・トラシアカでペメックスのガスパイプが爆発しました。
これによるけが人や死者は確認されていないとのことです。
一方で、前回のイダルゴ州での爆発による死者はメキシコ時間1月29日午前11時現在の情報によりますと117人に達したということです。現在引き続き入院中の負傷者は30名です。
このニュース、一見ただのガソリンの盗難とみられますが、実はそうではなく奥深い汚職が絡んでいるのが実情です。
仕組みはというと、ペメックス内部の人間でガソリンパイプに穴をあけることを許可していたものがいて、その指示でガソリンを盗み外で販売をしていたというものです。
それによりここ数年のメキシコでのガソリンは高騰し、盗んだ側には大金が流れ込んでいた。ということです。
その一つが、グアナファト州サラマンカ市の石油精製工場から直接民家にダクトが引かれ、そこが盗難拠点となっていたことも1月8日のニュースで発表されています。
現大統領は、この盗難を厳しく取り締まっていくとのことですが、そうなると懸念されるのは治安です。この盗難で収入を得ていた人たちが、”職を失う”わけで、そうなると一般市民への影響が出ないとも限りません。彼らようの仕事も大統領には十分考えてもらいたいですね。
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