メキシコからこんにちは。
薫です。
先日、6月29日にサンペドロ市のバジェオリエンテのHEBで起こった発砲について、気になっている方が多いようですので、情報をアップします。
一部の報道によりますと、麻薬関連のもめごとが原因で発砲があり、1名が負傷しました。
その後、警察は詳しい調査を行うと言っておりますが、多分、調査結果は公表されないと思います。
その理由は、この発砲事件にかかわった人物が政治家の息子だからです。
負傷者の名前は、ハビエル・カルデナス・ダビラ23歳で、サンタ・バルバラ地域の住人です。タマウリパス州の政治家グスタボ・ハビエル・カルデナスの息子です。
この事件の逮捕者は次の通りです。
1.ギジェルモ・マデロ・スエック 20歳 ロマス・カンペストレの住人
2.アドリアン・ガルシア・ゴンサレス 22歳 ビクトリア市出身
3.フェルナンド・トレビーニョ・フェリックス 19歳 サンペドロ市住人
4.マウリシオ・フローレス・レゴレッタ 19歳 サンペドロ市住人
5. 負傷したハビエル・カルデナス・ダビラ
この事件が起こる前に、テキサスナンバーのRANGE ROVER怪しい車がHEB敷地内にいると警備に連絡が入っているとのことです。
後に、このRANGE ROVERはハビエル・カルデナス・ダビラが運転していたことがわかっています。
さて、この事件の異常性ですがほぼ20歳前後の若者ばかりなのに、高級車(もう一台は防弾仕様のスブルバン)での打ち合いになっていることです。
昔からサンペドロ市は一番簡単に麻薬が入る地域ですので、こういったことが起こっても不思議ではないですし、政治家と犯罪組織のつながりは公にはならないものの、こちらも昔からしっかりとつながりがあると言われています。
きっと、麻薬の売買で揉めたんでしょうね。
政治家の息子が絡んでいる以上、その後の報道はないと思っていただく方が良いですね。
いずれにしろ、日本人にとってはまーったく関係ない話で、私たちの生活に影響が出るようなことはありませんが、発砲時の流れ弾だけには当たることは避けたいので、聞こえたらすぐに伏せるようにしましょうね。
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