メキシコからこんにちは。
薫です。
今日はメキシコの独立記念日ですね。
私は昨日から、中期プロジェクトで他州へ単身赴任です。
メキシコでは本当に通訳が不足しているので、ありがたいお話です。
気候もまったく違うところへ来たのでまるで外国です。(ちょっと大げさ。笑)
ここがしばらく私のお家になります。なかなか、ホテルでここまでのところがあるのはありがたいです。
基本的にお湯が出て、暖かい布団があれば、どこでもよい派ですが、中期となるとキッチンがあるのはありがたいです。
さて、独立記念日と少し関係がありませんが、約100年前のメキシコ革命時期にポルフィリオ・ディアスという大統領がいました。
彼は、メキシコの近代化に貢献したといわれていますが、その一方で国民を大切にしないことでも有名でした。政治方式も少し大げさに言うと独裁政権でした。
メキシコ革命を機に、彼はフランスに亡命し、その地で没します。
埋葬はパリで行われ、その後メキシコには遺体も戻ってきておりません。
最近、この遺体をメキシコへ戻そうという動きがあります。
テレビでも彼の生涯を描いたドラマが流れるようです。
メキシコペソも歴代最安値を更新し続けましたし、国民の興味の対象をそらす目的でやられるのではないかと言われています。
国内では、現大統領の退任を求める署名活動が各地で行われています。
モンテレイに拠点を置くサッカーチームの新しいスタジアム開会式にも大統領が招待されましたが、
国民からのブーイングを避けるため、開場前に大統領だけセレモニーを済ませました。(ちょっとかわいそうな気もしますが)
というわけで、一つでも国民に良いことをしたと思われるように、もしかするとこのポルフィリオ・ディアスの遺体帰還が実現されるかもしれませんね。
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