メキシコからこんにちは。
薫です。
しばらくご無沙汰をしておりました。
1月末に、昨年11月から闘病していた義父が亡くなりました。
クリスマスとお正月は、体調はそうよくなかったものの一緒に過ごしただけに、あまりに早い死去にショックは大きいです。
心身疲れました。
容態が良くないと連絡を受けてから2週間後に、実家に帰り、主人も看病に入りました。
滞在できたのはほんの5日ほどでした。私たちが帰宅の路に着いたと同時に重体になり、亡くなりました。またとんぼ帰りで実家に戻ることとなったわけです。
義父の入院先は、IMSSでした。聞いた時には、早く私立に移さなくては!と主人も私も焦りました。
モンテレイでは、IMSSは誰も行きたがらない病院ですが、主人の実家のある街では、日本の市立病院並に意外にもIMSSの病院はしっかりとしていました。
この街では、私立よりも市立であるIMSSのほうが技術的にも対応的にも良いそうです。
ただ、IMSSでの入院は、24時間家族の付き添いが義務付けられています。
にもかかわらず座布団、毛布、クッションなど個人のものの持ち入れは一切禁止されていて(御飯も持ち込み禁止)、付き添いは、硬いプラスチックの椅子で夜も眠らなくてはいけません。
こちらのお通夜や葬儀に身内として参加するのは初めてでした。
亡くなった知人のお通夜には行ったことがありましたが、身内として参加すると日本と同じなのである意味驚きました。
葬儀所には、多くの方が訪れてくださり、葬儀所に入らないほどお花がたくさん届きました。
義父の生き方の表れだと思います。
ふつうは、お通夜は一晩続くようですが、家族も私たちも前夜も寝ていなかったので、誰も残ることなく家に戻りました。
次の日は、朝からミサを行い、墓地で埋葬を行って葬儀は終了します。
埋葬を初めてみましたが、葬儀屋だけでは棺は重たく埋葬できないので、身内も手伝います。
親を担いで埋葬するなんて見ているだけでもいたたまれなかったです。
冠婚葬祭は、親戚が集まると言いますが、あったことのない家族がたくさんいたり、
主人の乳母さんにも会えたり、不思議な感じでした。
ちなみに、お葬式は棺や霊柩車のレベルによってパッケージで販売されています。
今回は、たまたま叔父が昔に購入していたのがあったので、ことが早く進みました。
葬儀パッケージは、家族であればだれでも使用できるそうです。(聞こえは悪いですが、現実です)、
一番良いパッケージを購入していたばかりに(?)、霊柩車とは思えない様相の霊柩車でした。
家族みんな、イタリアマフィアのような怖い顔をしているのにさらにこの霊柩車って、ちょっと。と思いましたが、まぁいいのでしょう。^ー^;
それにしても、義母を元気づけようと、そして主人の誕生日だったので底抜けに明るい義母側の家族があつまり
すぐにピクニックと誕生日パーティーが行われました。
それにしても、明るすぎます。私たち二人が妙に浮いてる・・・・。
毎日、仕事に明け暮れておりますが、今回は人生についていろいろと考えさせられました。
しばらくは、私も気分が晴れませんが、残されたものは人生を続けなくてはなりません。
そして、数々の手続きが待っております。しっかりしなくては。という気持ちです。
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