メキシコからこんにちは。
薫です。
ふっと、気付いたら今日は、8月15日です。日本の終戦記念日ですね。
日本時間では、昨日ですが・・・・。
そうして、日付を見てふっと思ったのですが、
私がメキシコへ留学でやってきたのが、2000年でした。
2学期から留学するためにやってきたので、そろそろメキシコに到着していたころかもしれません。
その後、メキシコでの2年契約の仕事が決まり、メキシコ入りしたのが、2001年の7月26日。
忘れもしない日です。
留学時代の荷物をピックアップするために、東京からグダラハラ入りし、
モンテレイに飛ぶはずの空港で、搭乗口が変更になっていたのに気付かず、飛行機に乗り遅れました。
当時のメキシコはサービスと呼べるものはなく、搭乗口変更も自分で地上係員に聞かなくてはならなかったのです。アナウンスがないことなんて全く考えもしなかったので、やられた。という感じでした。
モンテレイに到着し、家が決まるまでの1か月は、サンペドロ市のあるホテルに滞在したのですが、
2週間目ぐらいに、ホテルに帰ったらすべてのトラベラーズチェックが盗まれており、びっくり!
トランクのカギがペンチでもぎ取られていました。というわけで、いきなり、所持金ゼロになってしまいました。
会社に言っても、自分の不注意。ということで片づけられ、社会人になるとはつらいものだなぁ。と、
いきなりホームシックに陥ったのを覚えております。
ホテル側は残りの期間の夕食代を出してくれました。
そうして、1か月後に9.11が発生。
日本に一生帰れないかも。。。。とメキシコに来たことをすんごく後悔しました。
この日は、ハリケーンが来ていたのか、モンテレイは異常な豪雨で、いつもは干からびているサンタ・カタリーナ川が氾濫寸前でした。
雨がひどく、会社の通勤バスも来なく、会社に連絡したら、タクシーに乗ってこい。と。
ようやく止まったタクシーはボチョと呼ばれる昔のビートルでした。
すぐに、床上浸水になり、同乗していた同僚の人が運転手からバケツを借りて、水を掻き出しながら進んだ記憶があります。
水を出すのに必死だったところに、飛行機が衝突したとラジオから聞こえたのを覚えています。
と、思い出話になってしまいました。^-^;
それからなんだかんだ、2年間は、自分の通訳の修行とともに、
どちらかというと人間不信に陥りそうないろーんなことがあった2年でした。
でも、この2年間のおかげで、今まで箱入り娘で自分の意見も言えなかった私は、相当強くなりました。
12年後の今では、一人でいろいろできるようになりました。
成長したなぁ。あの当時の私から、メキシコ人相手に交渉だとかするなんて、夢にも思わなかったです。
海外に移り住むということは、大変です。すべてがうまくいくとは限りません。
そんなことをひしひしと感じた12年間でした。
13年目も、きっと玉手箱のように、いろーんなハプニングや楽しい1年になることでしょう。
では、また!
応援よろしくね。
↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村
コメント