メキシコからこんにちは。
薫です。
ついに、崩壊かもしれません!
今日、7月15日に犯罪組織セタのトップ、ミゲル・アンヘル・トレビーニョが、ボディーガードと経理士とともにいたところを逮捕されました。
この逮捕の際には、一発も銃弾は、発砲されなかったようです。
逮捕の様子は、ヌエボ・ラレド市の南西地域でに海軍が巡回をしていたところ、
午前3時ごろに、このリーダーといわれている人の車が現れたため、
停止するように要求、車内から銃と現金で2,000,000USDが見つかったことから逮捕につながったそうです。
さて、この人が逮捕されることがなぜ重要かということですが、
このトップは、2010年に中南米移住者を275人を殺害し、穴に捨てた容疑のほか、
銃刀法違反、マネーロンダリングなど多くの疑いがかけられています。
参考記事はこちらです。
http://www.milenio.com/cdb/doc/noticias2011/887f27653d92a456d96c429e193a81e1
これで、きっとこの犯罪組織は解体になるでしょう。
そうすれば、メキシコの安全は戻ってくるかもしれません。
早いところ、昔のようにモンテレイにも夜にも活気が戻ってきてもらいたいですし、
アメリカにも陸路で気軽に行きたいですね。
では、また!
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コメント
はじめまして。
たまにメキシコが懐かしく読ませてもらっています。
昔から縁がありメキシコを訪れていますが、メキシコで一番変わったものは治安の
悪化でしょうか。
今回の逮捕でロス・セタスの勢力は弱まると思いますが、
グアダラハラカルテルの分裂⇨ティファナカルテル⇨
シナロアカルテルの興隆を身近に見てきたものとしては
まだしばらくはこの状況は変わらないのではないでしょうか。
とは言ってもコロンビアは激変しよくなっていますが。
お気をつけて como siempre!
Tapatioさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
そうなんです。国レベルの状況は変わらないでしょうね。世界中で麻薬が消費されている以上は避けられないこととと思います。
しかし、ご存知かもしれませんがこの
民間人にも手を出す集団が解散されれば、ある意味での共存は可能になります。
犯罪組織はなくなりませんから、市民への被害がなくなれば、それで良いかと個人的には思っています。
いかがでしょうか。
またよろしくお願いしますm(_ _)m
こんにちは。
前リーダーLazcanoが殺されTrevinoが逮捕され、これで解散という方向に
行けばいいのですが、、解体までの道のりはまだまだ時間がかかるのではないでしょうか?
日本のやくざもそうですが堅気には手を出さない任侠なんてものは
映画の世界だけでいつの時代でも直接的間接的に民間人は被害を受けていると思います。
在墨の有名な日本レストランは100%カルテル出資であなたの言うところの共存という形なのでしょうか?
日本に進出するのも時間の問題なのでしょうかね。ここ数年、メキシコから帰国の際の税関検査は年ごとに
厳しくなっていますね。
こんにちは。
そうですね、おっしゃる通りそう簡単には、解体されないでしょう。
しかし、みんなが感じているように肌で感じる怖さというのはとても減りました。
周りで、誘拐された。という人たちも減ってきて来ています。
日本のやくざの世界とは一味違うような感じが私はします。
日本で、運転している先の赤信号が、運命の分かれ道になることはまずないと思います。
少なくとも、日本の知り合いからは「あの赤信号で停止していなければ、やくざに襲われなかった。」とか
「家に帰る前に、もう少し寄り道していれば、家の近所でうろついてるやくざ集団に襲われて娘が殺された。」
といったことは聞いたことがないです。
やくざに頭にピストル突き付けられたとか、週末誘拐された、家族の前で手足縛られて袋叩きにされた
という人が会社で毎月報告にあがるでしょうか?
こういうことが原因で私の周りでも国を捨てて出て行かなくてはいけない人がいるのが悲しいです。
3年前までは、家の鍵さえかける必要がなかった平和な国でです。
3年前までは、朝方まで若者は夜の街に遊びに行っても、そこが犯罪組織の経営であっても
みな無事に、何の心配もせずに遊んでいられました。今は違います。
私が言うところの共存とはそういうところです。昔からメキシコ人が経験してきた形の共存です。
日本の形にも似ているかもしれません。庶民に直接手を出さないこと。これだけで十分です。
日本には、目は向けてないんじゃないでしょうか。麻薬が他地域ほどそんなに売れるとは思えないので。
人身売買の先としては、送られるようですけれどもね、テレビでやっていました。本当かウソかはわかりませんが。
それでは、またよろしくお願いします。