メキシコからこんにちは。薫です。
昨夜、晩御飯を食べに行ったら、サンペドロ市の市長さんがいらしゃいました。いつもボディーガードを3人も連れています。TVで見るのと同じでした。(笑) いろいろスキャンダルがあるのかTVに度々出ていますが、娘さんといる時は普通の人ですね。
さて、今週、ニュースで持ちきりの内容がありますね。
ご存知かもしれませんが、アメリカからは 5ミリオンドル、メキシコ政府は30ミリオンメキシコペソの賞金がかけられていた犯罪組織”セタ”のトップが殺されたようです。
しかし、どのように殺害されたか、そして、本物だったかについては議論がなされていて、今のところ良く分からない状態です。
メキシコ政府は、殺害した海軍に対し、奨励の言葉を送っています。ですので、たぶん本当なのだろうけれども・・・・。どうもしっくりこない内容です。
ニュースで公表された状況は次の通りです。
セタのトップがいる場所を知らせる匿名の通報が軍隊に入ったため、海軍がその場所へ行ったら怪しい車があったので、近づいた。
取り調べに抵抗したので、海軍が撃った。死んだ・・・・???
そして、たいてい死人が出たら、警察の監視下に入るはずなのに、このときには、警察の司法解剖などには送られず、地元の葬儀屋にそのまま送られた。
その日の夜になって葬儀屋のオーナーから遺体が盗まれたと通報があった。でも、どう起こったかは数説あって、はっきりしない。
でも、盗まれたということは、重要人物だったのだろうということで、警察が、撮っておいた写真と指紋をシステムで照合したら、セタのトップだった。
ということです。。。。
しっくりこないので、本人だったかいろいろ騒がれています。
なぜ騒がれているかというと、このトップは元軍人で、軍人を犯罪組織に引っ張ることで有名でした。セタは、誘拐、殺人、麻薬密輸に海賊版の販売など、多くの違法行為で有名ですが、中でも、民間人に手を出すことや、さらし首を始めたように残虐さもただものではありません。
そして、個人的に驚いたのはトップなのに、とても若いのです。まだ37歳だったとか。写真を見ても悪い人にはあまり見えないタイプです。
ビンラディンもだし、こういう件はいつも多くの謎に包まれていますね。
事実はあまり興味がないですが、トップが亡くなったことで解体してくれたらまた平和なモンテレイに戻るかも。。。
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