メキシコの国旗
メキシコの国旗はイタリアの国旗に似ており、トリコロールです。
メキシコの国旗はそれだけでしっかりと意味があります。
もともと、スペインの植民地だったメキシコは独立と共にメキシコ合衆国の国旗を定めました。
もちろん、1度で今のデザインになったわけではありません。
何度かの変更を得て今のような形に落ち着きました。1968年9月16日のことです。
上の図にあるように、赤・白・緑で構成されている
最初は
緑:独立(スペインからの独立)
白:宗教(カトリック教への忠誠)
赤:団結(ヨーロッパ人とアメリカ大陸人)
その後、BenitoJuarez大統領(現在の20ペソ札の人)の時に、
緑:希望
白:一体性
赤:革命英雄たちの血の赤。
鷹が蛇を加えてサボテンの上に止まっている図の意味
さらに、白のところに書かれているマークですが、
このシンボルの由来は、その昔、スペイン人が侵入してきたころは、
メキシコシティにテノチティトランというアステカ人の大都市が存在していました。
アステカ人はもともと今日のメキシコシティ近辺に存在していた民族ではなく、
アストラン*に住んでいたといわれています。
(残念ながらそこのところはまだはっきりとは解明されていません。)
しかし、アステカ人の司祭がある日、
“ワシが蛇を加えてサボテンに止まっているところを探しなさい。
そこがあなた方に約束された土地である。” という、神様のお告げを受けました。
そして、その約束された場所を探して302年後に見つけたのが、
現在のメキシコシティのある場所だったのです。
アステカ人の起源を、メキシコ人の起源として、
このシンボルを国旗の真ん中に持ってきたわけなんです。
*現在のNayarit州、Mexcaltitánのような場所に、
Tenochititlán当時と同じ都市建築技術が使われている。と言われています。
現在でも実際にAztlánがどこに存在していたかは、はっきりと解明されていないようです。
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